金型面の硬化肉盛用 ELECTRODE DKD11
用途
工具鋼・鋼金型の表面に肉盛溶接用。
機械的特性
溶接後の硬さ : 38 〜52 HRC
冷却後及び焼戻し後200℃ : 58 〜62 HRC
焼入れ温度 : 1,000〜1,050℃ (油/空気)
焼き鈍し温度 : 830〜880℃ (火炉)
焼き戻し温度 : 150〜200℃ (空気)
対象母材
工具鋼の面を硬化肉盛するために溶接します。DC 53、DCMX、SKD 11、SLD、AUD 11、DC 11
適当電流
DC-/AC(Uo : 60V)
直径X 長さ (MM) 適当電流(A)
2.5 x 350 45 ~ 65
3.2 x 350 70 ~ 90
4.0 x 350 100 ~ 120
特性
● JISによりSKD 11、DC 53、DCMX、SLD、AUD 11、DC 11などの冷間系 金型に開発された溶接棒です。
● 鍛造系金型の面やパンチなどの硬化肉盛に優れています。
● BLANKING DIES、GAUGE COLD TRIMMING、DRAWING DIES、パンチ、SLITTER、FORMING DIES、THREAD ROLLING DIESなどの硬化肉盛および切刃造りに優れています。溶接後にTD、TiCコーティング性が良いです。